夜驚症
やきょうしょう・・・と読むようです。
長男は幼稚園時代に夜驚症でした。
夜、寝付いてからしばらくすると、悪い夢でも見たのか泣き出して
起き上がり、何か分からないことを口走りながら
家中走り回るのです。
まるで夢遊病の様で、目を覚ましてあげようと思っても
泣き喚いて走り回るばかり。
そのうちに落ち着いてまた眠りに入るのですが、
走り回っている時の記憶は全くないようで
翌朝には何も憶えていません。
初めてこの症状が現れた時には
何かにとりつかれたのかと、びっくりしました。
頻度はまちまちで、連日のこともあれば
しばらくないこともありました。
どこかに相談したほうがいいのかと不安に思っていた時
新聞で「夜驚症」について書かれた記事を見つけました。
その時初めて「夜驚症」という言葉を知りました。
どうしてこの症状が現れるのかは分からないが
ほとんどの場合いつの間にか治まってしまうようで
あまり心配はいらないようなことが書いてあったので
とりあえずは安心しました。
子供を観察していて気付いた事は症状が出た日の日中に、
興奮するような事や、とても嫌な事、つらい事があったのではないかな、ということでした。
幼稚園という社会に入ると、子供同士の付き合いは格段に増えて
子供なりにトラブルや葛藤が生まれます。
そんな昼間の出来事がこの症状を引き起こしているのではないかと思いました。
長男は他の子が何でもないことに、怖がったり不安を感じたりしていました。
たぶんそのせいで「夜驚症」が出たのだと思います。
ある時スーパーに行って、子供がお菓子を欲しがりました。
かなりだだをこねましたが「今日は買わない約束だったでしょ。」と
私は買いませんでした。
その晩「夜驚症」が出て、長男は泣きながら
「お菓子~、お菓子~」と言って走り回りました。
その時はさすがに苦笑してしまいました。
そんなにお菓子が欲しかったのか、買ってもらえないのがそんなにストレスだったのかと。
そんな長男も年長の時にはあまり症状が出なくなり
心配したお泊り会の時も症状が出ず
小学校に入学してからは、症状が出た事はありません。
ほんとうに、気付いたらいつの間にか治まっていたのです。
心が少し強くなったのでしょうか。
そんな長男は今6年生です。来年は中学生。
心配事は日々増えていきます。
高望みはしませんが、もっともっと強い子になって
学校も休まず行ってくれるといいのですが・・・。
せめて、一人前の社会人になってほしいと、
奮闘しつつも悩む毎日です。
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