太陽と月のようなふたり
フィギュアの世界選手権、楽しませてもらいました。
女子シングルは16,17の選手たちが大活躍。
普通ならメダルを取れる選手でも、今期の16,7の子達はレベルが高いから大変ですよね。
見ているほうは楽しいですけど。
真央ちゃんは期待されていましたが、惜しくも銀。
ショートでのミスが悔やまれるけど、これは神様が与えた試練かな、なんて思いました。
真央ちゃんはまだまだ伸びる選手だと思います。
ここであっさり金を手にするより、銀の悔しさをバネにもっともっと上を目指しなさい、という神様の思し召しかなあ、なんてね。
キム・ヨナはフリーでは転んでしまったけど、とてもきれいなスケートをする選手ですね。
エキシビションの滑りを見ていて、ジャネット・リンを思い出しました。
若い人は知らないでしょうが、札幌でのオリンピックで銅メダルを取った方です。
私は彼女がプロスケートの大会でゲストとして滑ったのを実際に見たのですが、とても美しいスケートに心を奪われました。
もう若くはない彼女は凄いジャンプなんてひとつも跳びませんでした。
でも、ジャンプなんて必要ないんです。
ただ滑っているだけで、うっとりするほど美しいのです。
キム・ヨナにもそんな美しさを感じました。
真央ちゃんが太陽だとすると、キム・ヨナはまるで月のようだと、ずっと思っていました。
しっとりとしていて、たおやかで、でも奥に秘めた力強さを感じさせるスケート。
真央ちゃんの自信に満ちた、明るく真っ直ぐな表現とは対照的だなと思います。
こんなに才能ある選手が、同時期に二人もいるなんて、そして同い年だなんて、なんというめぐり合わせなんでしょう。
腰の故障に負けず、キム・ヨナにはこれからも真央ちゃんの良きライバルとして頑張ってもらいたいですね。
負けん気の強い真央ちゃんだから、こういうライバルがいてこそ、ますます闘志が湧くのではないでしょうか。
そして安藤美姫、去年とは別人のように強くなりましたね。
荒川静香もそうでしたが、いつまでも無欲なお嬢さんじゃだめだっていうことなんでしょうね。
一人の人間として強くなることが、彼女たちのスケートを変えていったような気がします。
どん底を経験して這い上がってきたからこそ輝き出すもの。
天真爛漫な輝きとは、一味も二味も違った輝きに人は心惹かれるのかも知れません。
これからオリンピックまでには、またジュニアから選手が出てきて活躍し始めるのでしょうね。
わくわくしながらフィギュアスケートを楽しめそうで、来期もとっても楽しみです。
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