ギターが歌っている
長男の通っていたフリースクールにとてもギターの上手い子がいて、その子に影響されてギターを弾きたいと言い出した長男。リサイクルショップで中古のギターを買って練習を始めた。
スキマスイッチが大好きなので、楽譜を買ってきてスキマの曲をたどたどしく弾いている。
押尾コータローも大好きなんだけど、彼の曲を弾くほどの腕はないので、もっぱら聴く専門。
押尾の名前は知っていたけど長男がギターに興味を持つまでは、私は彼の曲を聴いたことがなかった。
長男と一緒にテレビで彼の「戦メリ」を初めて聴いた時は鳥肌もんだった。
ギター一本でまるでオーケストラのようだと思った。
テクニックとか詳しいことはまったくわからないけれど、教授のピアノソロよりも曲に広がりを感じてしまった。
そして彼の弾く曲はどれも何だかきらきらしていて、音色がとても美しい。
少し前、長男がネットで押尾のアルバム、「Tussie mussie」をダウンロードした。
全曲ラブソングのカバーなんだけど、「戦メリ」とはまた違ってとても優しくすてきな演奏ばかりだった。
CDに落として車に積んであるので、買い物に行った車の中でさっきまた聞いて、改めていいなあと思った。
ギターがまるで歌っているようなんだなあ。
あるときはしっとりと優しく、あるときは幸せな鼻歌のように。
聴いているだけで和むというか、ちょっぴり幸せな気分になれるというか、すーっと心にしみてくる感じ。
ギターを弾く彼の喜びが聴くほうにも伝わってくるんじゃなかなあ~なんてね。
夫「お前も早くこれくらい弾けるようになれよ。」
長男「弾けないって。」
あまり無理は言うものではない。
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